まっちょという言葉が流行ったとき俺は蚊帳のはるか外で隠れていた。それくらいに羨ましい言葉でマッチョの意味が調べなくともすぐに想像出来た当時を思い起こす。自分には反意語が適当でしかしそれに該当するものがその世に登場していなくて、トリガラで済ませるあいつの手法にのっかったままではいけない。あいつは語彙で世界を降伏させるくらいの鼻息でいる。ハヤイトコ、まっちょの反対語を登場させないとこのままでいるとトリガラがそのまま適用になりそうで俺は怖いのだ。それとあいつが最近しょっちゅう、お引取りという言葉を使う・・・これが俺の脳天を直撃する。このままではエルズベリーはお引取りになっちゃうわ~とかこのまま、青木、お引取りにならないわよね?とか大胆不敵にいってくる。俺も遂にうつってしまう・・・。そして奴のように、このままお引取りだな!!って情けない投球で終始したピッチャーの交替が近付いてくると器用にも使用しているのだ。デルスカイしておこう。俺はマッチョに縁がない。