ルビー・ウーマン《復讐の館おさらい編》〔195〕みんなが自分に社会性を付け、企業なら企業で存分に忖度し合った結果がその顛末で、今のニッポン社会に欠けているのが経済路線。こつこつ学習してきた人々こそが出番でしょう。なぜ、高齢者に差違があるのか?夫婦で片方が公務員で、片方が準公務員としましょう。年金は二人合わせると一ヶ月でも五十万超え、どうやって使っていいものやら。周囲がそれに気が付き、お金のある処に段々人は集まってきて、次第に働く意欲が無くなって来る。親の資金をあてにする子供が壮年に多いのは、ニッポンが経済で頑張ったその機動力の影の部位。つまり功労の逆の部分でA級戦犯といえるでしょう。頑張ってきたのに負?っていわれるとみんながどよめく瞬間ですが、高齢者もこれだけ健康保険が整うからといっても資金ゼロでもいいのか?と反論はあって当然、しかしそれよりも大事なことはこの国の若者の未来です。キャロルもようやくわかってきたことがあります。伴侶の経済がなぜ素晴らしいのか?キャロルが四百円くらいで、大きな壷パックに入った小粒一キロの梅干を実はシゲルちゃんの部屋に置いて実験したんですが、その前に凄い粒の大きな立派な梅干が贈り物で来ます。じっとシゲルちゃんを観察しながらこっちは何も言いません。一日に一個、立派な梅を食卓に付けました。すると三ヶ月したら小梅が入っていたはずのパックはいつの間にか立派な梅と摩り替わっているんです。説明は要りませんよね?