ルビー・ウーマン《黎明編》〔182〕インターネットの繁栄で容子の文章が瞬く間に世界へ浸透する・・・こういった恩恵を得ることと収入を得る、自立して行くこととどういう訳か容子の場合は並行しながら訪れなかったが、収入を得ない限り容子が幸せだ!!と自分を語ることなど不可能なのでは?いいえ、それは拙攻ですよ。ええ?それはどういうことかね?早計ではなく拙攻といったのは収入がないからこそ、優位に立てるということで、その辺を序盤から知っていた・・・・わからんな、説明が要る場面だな?はい、もしも容子がこれまで、自分の為にバリバリ儲かってきた人間なら誰が振り向くでしょうか、いつも誰かに踏みつけられてきたその歴史が万人の心に沁みる。わからんな、それでは人間自体が、イジメを愛するように取られかねない。いや、そうではないのです、例えば好感度を測るテストで試案してみましょう。これはテストの段階なのです、いじめにあってきた人間がそれこそいじめた者達をスルーしながらすべての障害物を撥ね退けたときに、やはり中間地点のバーの高さやいじめの頻度を鑑みるでしょう?ああ、それならわかる、我々ニッポン人が今まで気が付けなかったすべての盲点死角を容子が立証する位置にきてしまった、ただそれだけのことですよ?・・・わかった。虐めなら 百戦練磨の 総帥かな