俺のキセノンが二勝してまずは歓喜にむせぶ・・・。昨日は心配していた。熊本の力士で初日横綱を倒した相手だったからだ。キセノンの腹の出方が気になるもののあれくらいでいいのかな!って思い直す。去年の作り笑いもそうだったが、あんなに優れた標榜はなかった。今回は厳しい表情を、そして威厳に満ちた表情で時折、ブッチョウ面も交えキセノンらしい風格で邁進している。この場所が本命だと俺は思う。先を占う場所なのだ。俺は三投目に定着して春よ来たか?の思いでいる。ここを任される責任のプライムさに改め歓喜する。なぜなら昨日、長崎みなとメディカルセンターのステンドグラスの窓の見える客席で憩うのだが、お互いがあのステンドグラス心底驚く。黒い墨で汚したようなデザインなのだがあれこそが時代に潜む病巣を描いているのでは?と。そうして天井の天板だが十二枚だけが天窓になっていて空の明るさが見えるのだ。ね?ダイヤモンドの形ね?ってあいつがいう。ああ、この十二枚を俺達がホンモノのダイヤにしていく・・・そう答えようとして俺は黙った。男は黙ってダイヤモンドだ。デルスカイしておこう~