イエローダイヤ・マン《標榜編》〔93〕新種目としてオリンピックに入ってきたクライミングで、有望な若手が出てきて金メダルも視野内だぞ、というとき俺はヒントを貰う。しかし正式オリンピックになった場合、ニッポンが弱い部位が二つあって、リードとスピードだというのだ。俺はそれこそが今のニッポンの両アキレス腱だということに気がつく。そしてあの期待雛だ。なんとスポーツでは沙羅ちゃんと錦織、それはわかるのだが、期待雛ではトランプ大統領と、小池知事だったのだ。俺はこの背景を読み取る。つ・ま・り・ニッポンとアメリカが同時進行で、本当の自由を勝ち取る戦いに入ったという号砲であって、それ以外の何物でもない。なぜならポピュリズムの危険性を告知しながらまだ、何もやれてないニッポンがいるかと思いきや、アメリカのリベラルどん底だ。ここは双方がリベラルのいいとこを残し、保守の如何ともし難い、譲れない部位を残しながらお互いを選別しながら優先順位を決めていく作業工程に入ったと俺は見ている。確かに政治家に任せてはおけない不明瞭な時代は途轍もなく永かった。しかしここに小池あり!!を昨日誰もが目にしたことが公明正大で、選挙こそが民主主義の礎なのだ。トランプも同時に試されているのだ。