俺が土曜日がどんなに嫌いかはいっておこう。寿司の日になっていて、ニギリが一個五十円。それで俺はあいつの為に巻き寿司やサーモンの寿司をエレナに買いに行く。もちろん自分の寿司も買う。俺はアジが大好きでアジが出るのはこ一時間あと。最近は時間がたっていくようにした。以前は開店する前から並んでいたのだ。胡瓜の特売が目当てだった。慣習ほどえげつないものはない。それをしないと奴が激昂する。いつの間にかおれは寿司購入アドバイザーになっていたという顛末。なぜ、こんなことにあいなっていく?慣習だ。それをあいつが悪用し俺を寿司アドバイザーに育て上げた。怖いのはトリックで慣習とはそもそもあいつが口に出来るような軽いものを指してはいない。それなのに俺はこうして土曜日になると務めを果たすのが尋常になってしまっている。世の習いなどと藁ってはいられない沈黙のシクミがあって当確の土曜日だからこそ俺わ~記帳した。デルスカイしておこう。すし屋ののれんをスカーフにするスーパー女子だ。