イエローダイヤ・マン《標榜編》〔25〕俺たち1985年生まれがしっかりしないとその五歳下の平成組・・・いわゆる1990年代組はもっと自由な母族に育成されて俺たち以上の活躍を望むのが無理からぬ・・・と俺は睨む。大リーグでもそうだが、二十五歳よりも下の選手達が思う体の作り方は全部がインストラクター仕込で、俺たち1985年以降は少し違う。まだニンゲン対ニンゲンを信じるに至れる素地を保っている。母たちの踏ん張りだったと思うし、モンスターママンもまだいなかった。それが母の世代の子育てで、先輩を立てる、上座下座に気配る配置、それこそが不動だったが、昨日のオリンピック会議にしても最上であるべき小池都知事がそうではなかったことが俺の脳裏をゴチャマゼにした。一体これはナンナンダ??有名外国人が決めることじゃない!!都民ファーストであるべきで、そのトップにいる小池都知事への冷遇に俺は地盤がズレたことを知る・・・・。つまり地震雷火事親父も死語になったし、長幼の序もお釈迦になったということだ。これからのニッポンを切り開いていく上で、逆にやり易くなったという観点が俺サイドにはついた。つまり、もう男の時代は終わったということで、新たなるジャンヌ・ダルクが闊歩を始めたということなのだ。