かつてニッポンの男性たちをリードした吉永小百合だが、この百合と言う言葉にえもいわれぬ麻酔銃的な魅惑があるのにキャロル総帥が気が付く・・・。だからやはり百合と言う言葉には何かあるのだ。しかも子がつく点がいい。今のニッポンの親たちはほとんど生まれても子の付く名前なんぞ付けない、そもそもカワイイ名前を付けようとするからだ。キャロルは本名の容子をとくと拝む・・・・。子が付くことはメリハリがあって、そつがなく、素晴らしいのだ。小池さんがトンボのブローチを胸に付けていたことがあった。どういうわけかキャロルにはそのトンボが今にも飛びそうに思えてヒヤっとした。ホンモノのトンボと見間違いそうになったのだ。旬なニンゲンしかそういうブローチ攪乱髣髴とはかもし出せないし、今阿倍総理に面と向って、対決して勝てるのは小池さんしかいまい。こういう溌溂ニッポンには意義がある。ニッポンのみではない、世界を牽引出来る起爆剤がある。ハセスの法則・・・勝ち馬に乗らなくとも勝てるときこそが女の出世である。