まさかそんなに素晴らしいことが目の前に・・・との期待に俺はのけぞりそうになる。田中投手のサイヤング賞だ。キャロルはブリットンもスッゲ~~とはしゃいでいるが、この賞をもしニッポン人が受賞となると野球に於ける相当の快挙となるだけにぞくぞくしてくる。やっぱりマー君がただものではなかった証明で、俺の気持ちがパっと明るくなるのだ。沢村賞などニッポンにもあるが、こういったアメリカでのケジメとなる賞が野球人生を濃厚にしていくのは言うまでもない。審査員たちが、どこに脚光点を求めるかで違ってくる。勝利数に拘るか、それともスタイルと精彩に拘るか、奪三振率や数で見るか、防御率に拘るか?田中が今期これを取れればまず、アメリカがニッポンを認めた証しにもなる。どんなに嬉しいことだろう。デルスカイしておこう。才ヤング賞だ。