ルビー・ウーマン《ロイヤル・ボックス編》〔155〕小倉時代のキャロルに行く前に、運命の法則の序盤となるような、二人の姉弟について、述べておきましょう。最近ですが不思議な法則をこの二人の生年月日に見たからです。父はキャロルの父で、生年月日は1923年の二月二十四日。姉というのがキャロルの伯母になります。生年月日が1921年五月二十七日。そういうことに別段、変わったものなど感じなかったキャロルですが、この二人が亡くなった期日を調べていてある法則に気がつくのです。伯母が亡くなったのが2013年四月三十日、父はというと2015年の二月七日。ここに方程式が?キャロルでさえ、今の今まで気がつかなかったのです。これは宿題にしておきましょう。平たくいうと、二人とも運命の法則に組み込まれて出生し亡くなっているということ、人も驚く仲のいい姉弟でした。父が列車に乗って旅に出る時には必ず、長崎駅までオニギリを握って見送りにいくような・・・。姉弟の絆、そして因縁、因果、不可思議、時代の流転、そういうもろもろがあっても絶対に断ち切れない運命の方程式。それはキャロルだけの運命とはいえません。誰にも関係のない運命では当然なく、いつか全部が解明されるに至るでしょう。このルビーウーマン自体そこがメインで、方程式解明が国の夜明けになるでしょう。