六月も末になると2016年の半分を終えることになるなど俺は迂闊だ。まだ、前半戦はあるとそう思っていたのだ。それも・・・原因は四月から物事は始まるという四月から翌年の三月までの会社暦、或いは、学校暦を俺のみならず、キャロルも活用していて、人間もちょうどふたつのタイプに分類されるかもしれない。四月から始まった俺たちにはまだ、前半の四分の一しか終わってないゆえ、今年はまだあと四分の一しか来ていないとなる。自分達のこの考えでは正月に歳が変わって、新暦が始るというニッポン古来の伝統は薄いかもしれない。四月からこうして始まったばかり俺たちにとって、まだ、四分の一すら終わってはいないのに、もう半分経過だよ・・・と言われる不思議というか異な気分。なんだか人々のこころの総量自体が懐かしい。ニッポン人にも多種多様現われて、その会社人間と呼ばれた自分の生き方がこうして順当に派生を見ること。俺はスーパーマーケットのように女の心を癒したものが男には存在しなかった現実を強く思う。俺たち男にもそういった男のスーパーマーケットが必要だったと・・・。デルスカイしておこう。カプリシャスーパーである。