どの投手にも悪夢と呼ばれる回があって、それはシンダーガードにもカーショーにもあった。こんなものには全然無関係と最初は高を括ったキャロルであったが、あのマーリンズのフェルナンデスにもあったことが戦々恐々とさせる。投手がどうしても思い出してしまうし、そこまで完全試合で走ったからこそ・・・というのもある。しかもホームラン打った選手の名前がボーン。なんとなくイミシン。しかもそれから連打は始まったのである。誰もが単独ホームランでよかった・・・と胸を撫で下ろした瞬間から連打が始まる、正しく悪魔の回で六回だったのだ。キャロルはこういった半分は思い込みだが、どうしても投手を巻き込んでくる魔の回にも物語があって実に興味深いなあって。一本の映画がその場で出来るからだ。題名はボーンの逆襲でもいい。投手にとってその魔の回もいつかは払拭され本人の強さによって乗り越えていく。この通過点が素晴らしいのだ。ほなあ大リーグ戦竜お願いします。あれからだ ボーン大好きになる キャロル総帥〔フェルナンデス投手はあの試合から、自分を粛清したのか、最近めきめききりりとなった、あのボーンソロがキイタのだ〕