メディアがすべて・・・そういった思い込みは大リーグにもあって、そのオファー仕掛け人やスカウトマンがパソコンをひとつ武器にして、いい選手を掘り出す姿があの映画、人生の特等席でも出て来る。そこでブレーブスも出て来る。いじめに負けない人生論、大リーグ自体その機構自体がこれ以外の人材はもはや世界中探しても絶対にいない!とまで言い切るがこの思い込みがマチガイの発端だとキャロルは自分粛清する。思い込みこそ墓穴のスコップ。やがてそれはスコープ現象を引き起こす用具にすらなりうる。この思い込みがキャロルを含む西嶌姫瑠にも取り巻かれていて、恐らくあれ程大量の原稿を投稿したキャロルだから多くの人々が有名になりたい人なのでは?との勘違いがあったのは残念至極だ。キャロルは自分の気持ちが伝わる今の状況が最高でこれ以上はない。伝える手段として新聞を選択しただけ。それが誤解されたのも一日に大量を生み出してしまう人間だったからだ。能力の個人差域だが人々は勘違い。有名になりたかった人との勘違いを憶測作動させてしまった。誤解が最もオソロシイとキャロルは思う。そういった各人持っている負のセオリーを捨て去ることが、いじめを生まない環境となっていくのは言わずもがなだ。