敬遠やフォアボールがないならもっと王監督はホームランを打ったし記録を伸ばしただろう・・・と俺はキャロルに教授する。記録が掛かってくると段々人々も認識し、良心の呵責〔ベンジャミン〕というものが芽生え、国の宝にも等しい人物の記録に少なからず貢献したい!って自然に思うようになるんだよ・・・俺の言葉をしっかり耳に入れ、それでも彼女は次を矢次早に質問してくる。アメリカでもその強打者の次は投手っていう場面で戦いを避けて敬遠するけど、そういうのは常套なわけ?ああ、もちろんだ!俺は作戦として、一点を攻防する試合の場合そこは顕著だと話すと彼女は進んで質問してくる。ニッポンの野球がホンモノではない!とアメリカが主張する根源には何があるの?って。俺はあのことを言うしかなかった。同点引き分けがなくもつれ込んで、たとえ、投げる投手がいなくなっても最後まで結果出るまで闘うことさ!!って。あいつを黙らせるために俺の舌が何枚あっても足りなくなるというのは嬉しい悲鳴っていうか、姫なのでる。デルスカイしておこう~アメリカンベースボールだ。