やっとタシュエラ選手にも彼らしいヒットが出てきてこれもファールでとことん粘った結果だろう。この選手に当たりがこないことにはヤンキースにはホーム初勝利はないゆえ俺は嬉しかった。田中投手の登板試合に守備でミスをしてしまう選手を俺は頭の中にメモしている。投手の足を引っ張ってはいけないのだ。試合終わってみて、俺はこのふたりの投手の成績中身を分析するのだが、一番嬉しかったのは田中投手に今期最速の152キロが出たことで、もしかしたら151かもしれない。とにかく150キロは試合中に二回出れば大体勝利しているので明日へ繋がる勝利。岩隈投手は踏ん張った。七回をマッキャンでドンピシャ抑えたときに俺はどこからか拍手の音がして驚く。あいつだ。岩隈投手の力投を労っていた。俺たちはこれだけ大リーグ狂になって久しいのだが俺はそのとき朝刊を偶然に見て戦く。押さえの松井が逆転されているのだ。これは・・・・今のニッポン球界でアメリカで通用するのは大谷投手と則本投手だろう。それぞれが今日のふたりの投げあいを観て今後の参考にするといい。どちらの投手も野村さんが育てたといっても決して過言ではない。ニッポンの野球の資質は世界をようやく押さえたのである。デルスカイしておこう。楽天主義である。