俺の凱旋ことオレガイがこうして巻頭を走る、このことがニッポン男子を相当のゴールに導くし、現実味のある先取点を獲得するだろう。ダイイチゲートを俺は外してはいないからだ。俺たちの通常人のゲートとは?もちろん通貨の牛耳る路線だ。このゲートは社会人一般がひたすら走るコースだが、キャロルはこのコースにはいない。彼女は第六ゲート。想像や創造、未知なる素材で埋まるコースだ。彼女は一度はこの第六コースを離脱せざるをえなくなっている。人間の力によって物を書く動作を止められている。しかしどういう訳か又、スタート地点へ戻ることが出来た。これも人間の力温情によってだった。第六コースとは金銭では割り切れない創造のコースだ。今日生まれるものによって評価は動くし、それが原動力。俺は第一コースにいてもドキドキする。金銭をふんだんに与えられ、これ以上はないというセカイワクの馬に搭乗していても俺はキャロルの第六の馬が羨ましいのだ。あいつの乗る馬は通常を超えて天まで昇るペガサスいうのもある。俺はこの通常コース億を掛けたこの馬に乗る細い自分の体をいたわる。まだまだ行ける!!三浦雄一郎さんのCMだ。あれを観ていると俺は自分が最近情けなくなるのだ。デルスカイしておこう。上には上がゴザルだ。