最も優勝に近い場所まで到達を見ながら、その優勝杯がロイヤルズに渡って、今期のメッツはその陣容なりが楽しみで、ファミリアやデグロム、そしてマッツ、次から次に名前が出てきて、あのコロンである。大リーグ観戦日記をしたためていくには、今週火曜くらいから始まる試合逐一観ておきたい。バイトどころではないというのが本音だ。キャロルが正直この大リーグに夢中になるには2年くらいの歳月が掛かっていて、最もキャロルを興奮させたのが田中投手がヤンキースに入団してからだろう。せっかくクオリティスタートのアメリカ記録にまで及び抜く寸前をシャットアウトされる。ここがキャロルには意外だった。ニッポン人の快挙をどうしても許さない強靭なアメリカ思想にキャロルは屈みこむ。アメリカが多民族連合で全然意思の統一なされていない国というみずからの軽率を組み直す。アメリカにはすでに思想が根付いたのだ。統一こそまだだが、企業企業を個々に見渡しても確たるビジョンが壮大に紐解かれ開示される。ニッポンは国益を全く考えなかった国だ。これから徐々に国益についても考え及ぶ国になる。指南出来る人材が出揃ったからだ。国益を平気で損なえるニッポンの企業なら、誰も見向きもしなくなる。