新幹線で歌舞伎幕の内を頂いたことで、幕の内弁当の厳密な由来がわかる。くわしく説明してあったからだ。こんな豪奢な幕の内を食べながらキャロが考えていたことは東京から新越谷へ一回も乗り換えなしで行く列車が実際あったことで、こころが一時騒然となる。各駅停車東京行きが実は目の前に来ようとしていた。それに乗れば少将遅くはなっても確実に東京駅まで着いたはずだ。目の前に立つキャロは迷った。そっちがいいのじゃないか?って。ただ大宮方面へ前日も行ったことで手慣れ感が生じたし310円っていう安さも影響した。東京へ行く列車が遅れていたこともあって飛来物って一体なんだったんだろう・・・って後から考えたりした。自分がテンテコマイになるくらい迷うのは電車とJRを一緒くたにしていたことだ。しかも急行と各駅停車も違いもよくわかってない。ちなみに蒲生には止まらない電車もある。それで、東京スカイツリーまで行ってしまうという結果だったのだ。散々な行きだったが、帰りは新幹線乗り換えもバッチリ。慣れということが人生の成れなんだな?都心部に住むみんながサクセスを手にし易い理由もおいおいわかってきたのだ。