サファイア・マン《面白い男編》〔68〕キャロは時折なんで自分はこんな場所にいるんかなあ?ってわからなくなるし、さっきはエレナにお米を買いに一緒にいこう~というシゲルちゃんの申し出ドンピシャ断りました。嫌なことにも従う性向をまず直さないとね、そして・・・この黒いズボンをまだ探せない自分のてっとり遅さに実は参っているのです。そのモデルともいえる最高のずぼんを長与店長は持っていてそれを見ながらつくずく思うのは、トレーニングウェアの生地で、線が入ってない足首締まってない奴って中々ないんですよね~これからダイレックスにいって探します。店長が千円くらいで確かダイレックスで購入したって言ってたからです。白いシャツはユニクロで購入しました。二千円切ってて助かります。木綿ではない柔らか生地を選びました。コンビニ用の白い靴はシゲルちゃんが購入プレゼントされたものです。千六百円くらいのお品です。結婚もこの1本のずぼんを探し出す作業に似ています。自分には穿こうとしても入らない場合もあるし、トレーナー生地なんだけどあいにく二本線が入っていたり・・・。キャロは明日のためにこの黒いずぼん調達に奔走します。Gパンでいいなら黒を持っていますがジーンズでは駄目らしい。本日は結婚相手を探すみたいに、トレーナーの線の入ってない黒のズボンをしかもウエストがゴム仕立てをキャロル総帥みずから衣類調達です。