大富豪になりたかった・・・というのはクレーマーシゲルちゃんの本当の望みで、中堅の富裕層にすらなれなかった自分の人生を悔いる。しかし子供達が全員佳くなって来た。畏れて三男だけはキャロルの弟の処へも行けてなかったのが年末それを果たす。三男はこのキャロルの弟が怖くてたまらない。体重が自分の二倍ほどあるし、懸垂今でもうん十回。考えられない体力を維持していて馴れ馴れしくも肩を組んでくる性質あるのだ。よ~~っ久し振りやな!?てガッツリ肩を組まれると恐ろしいを通り越してびびりあがる。そんなデグローム投手のような髪型を正社員になって、十センチは切った三男はこれっきりこれっきり、も~うと心の中で叫んだだろう。シゲルちゃんも実際怖いのだ。弟から、家を売ったらいいのに?って容子に言われたぞ?そろそろ売ってもいいというようなことを聞き、びっくりしたクレーマーシゲルちゃんで売ったらいくらになる?とは訊いたが、売りなよ~とは言った覚えキャロルない。平地にするのに相当金が掛かるし区画整理時の未納入も若干ある。父が亡くなってシャッキンが残ったという部位だ。弟がもしもコンビニ店長になったら?何だか面白い。ぞくぞくと友達がやってきそうな嬉しい気持ちになる。弟とじっくり話したことのある地元民はそういない。サファイア・マンの核心の部分にもあたる。