俺は町内集金を断固断わるべきと画策した。会社であれほど、怖がられた俺がなんで、十三歳年下のあいつに物がまともに言えないか?あいつらがオデカケの時にアレコレ審査したのだ。まず土地がキャロ所有。それで、住まわせてもらっているという気持ちがイヤガオウにも俺に健在。バンカーであった痕跡にもなる。第二、年下だからいじめになるかも?っていう自重。それと口でかなわないというハヤトチリ感。銀行で俺の前に出て、バカスカ言う人間は皆無だった。口でも負けない!!という気持ちが大事なのだ。それを踏まえて俺は帰宅したあいつに回覧板は届けたよ?って言いながら、ダイガクノートはさりげなくそのままに・・・。あいつはスグサマ噛み付いてきた。町費の集金もついでにやったら?って。俺はすかさず応撃。やんわりと・・・だ。集金が俺は出来ないんだ、頼むよ~っと甘えたのだ。自分でもいつしか甘え上手になってた。俺と擦れ違いザマ、必ず食いつこうとする犬の話をして俺は懇願した。俺、実はびびり屋なんだ。そうだったの?馬鹿みたい♪あいつはOKしたかに見えたのだった。