オレガイではじゅわ~っと後々大きく成長する大器晩成型の天才に非常に興味があって、どうすればそういった大物を家庭から輩出出来るのか?それを俺サイドも調査している。キャロルの影響を受けて当然な俺だが、一線を画している。ふたりの考え方は似て非なる部分を俺は実際前面に出したいし、それを大衆は喜ぶのではないか?と。俺は経済を巷で見てきた。操縦もしたといっていいだろう。市場へ金を回らせる仕事だった。しかし肝心の後始末までやってきて、この融資の難しさを今更ながら思うわけだ。大器晩成型というのはこういうてこずらせることが一切ないのだ。なぜなら認められていないから、社会の誰も金銭を出してはいない。ここが分かれ目だろう。着目がここだというのは以前から気が付いていた。彼女に報酬を出した人間がいるとすれば身内や俺。融資したのは家族域になる。だから尚更、ニッポン的なのだ。