ルビー・ウーマン《ロイヤル・ボックス編》〔109〕あのパソコンの巨人、ジョブズ氏が大学時代、大学を根城として毎日研究を欠かさなかったのに反して、キャロルが起こした行動は真逆で、大学から離れよう、飛び出そう~とばかりの行動で、対比すると面白い。彼は中退とはいえ、あらゆる構想を絵の画像からでも引き出しインドへの旅にも出た。キャロルは大学の文化祭で自分の音楽をみんなに披露し、その楽曲でラジオ番組への参加を狙います。しかしそれはあえなく没。しかし全然めげないんですね。自分の楽曲は編曲を加えれば蘇ることを知っていたし、そのときに優先しなければいけないことは勉学よりも人生の実地訓練だと・・・。もしもみんなが真似したらいけないから言っておきますね。キャロルはたとえどんな生き方をしても結果が決定している人間だから良かった・・・しかし通常のニンゲンはマネをしてはいけません。キャロルはあるときに一大決心をして大学ではない停留所を目指します。本来なら蛍茶屋で下りて電車に乗らないといけないのに、なんと諫早方面を目指すのです。すぐに両親にばれて叱られますが言い出したら聞かないキャロルは音楽を目指します。しかも自分が演奏出来る店があるはずだ・・・と探りを入れるのです。