俺の凱旋ことオレガイはなくならず、ハセスの法則は三投目、このショットタンのコーナーで始る。俺としてはこの部位が消されずに嬉しかった。つまりドギマギしていたのだ。これをドギーマギーの法則としておこう。楽天から大リーグのジャイアンツへ、そして今はマーリンズとマギー選手が代打で出そうになるたび、キャロルはキャア!!と叫ぶ。なぜだろう。実際に出れないこともある。それはダブルプレーに仲間が終わったとき。俺は様々な状態でもマギーを応援するキャロルには理由があるとそう思う。うらやましいのヒトコトだし、あいつから歓声で迎えられる人材になれれば、人生の成功は手にしたも同然だからだ。俺?俺がキャア!!とあいつに言われるのは、悲しいかな、福沢諭吉を手渡すときだけなのだ。