四投目にいじめに負けない人生論、これがメーンになっていく、そういう示唆もらってる。いじめられた方が小さくなっているなんて、おかしい。ね?勇気出して、自分の経験を語りあおう!きっと様々な分野の人達から意見を調達出来るわ!自分の考えだけではどうしてもダメ。先生でも限りや区切りあってね、中々本当のことが出て来ない。いじめられた本人みずから開襟を開くことが大前提になるんだ。キャロルは四歳で加害者になり、後世は絶対に加害者にはならず、まじめに目立たず、決して両親を悲しませない!って決心した。六歳下の弟の面倒も佳く見たんだ。母が姑たちと攻防して、こころを闇にしていったときにもその調整役をみずから買って出た。母は父の妹の紹介でケッコンしたはずだったのに、同じ屋根の下に暮らすようになって、交流ってものがなかった。ここがキャロルにとって悲しかった。叔母は容子ちゃん、ピアノを弾いて、十円あげるから!ってよくキャロルを見かけたら言ったんだ。うん!っていって、キャロルはガボットバリエを・・・。あの梅雨の憂さを晴らすように笑った嬉しそうな叔母の表情が忘れられない。がくあじさいを愛する人だった。