ルビー・ウーマン《復讐の館編》〔100〕今日ほど記念すべき日はない。金曜日から始まるワンウィーク初トリのサワーズデイ。しかもこのトリっていうのは何の略なのか?今まで全然知らなかったし、考えもしなかった。迂闊であった。トリはサントリーのトリなのでは?と思えてきたし、ニッポンのアルコール業界を支えしかも近年はゴマの研究で世界をアッと言わせた功績はおおきいのだ。キャロルは緑の新ブリューを昨夜初吟味。しかしヒトクチ飲んで眠りこけてしまい起床したらすでに6時でした。なんということでしょう。夜勤明けに昼からまた走ったのです。もう目が充血していたけれど新発見があります。西海橋まで来るとなんだか思考が闊達になり幼いときに母の姉と来たこともあって、ノスタルジックにも拍車が掛かり優しい気分に襲われた。母は大好きな佐世保の姉にも反抗して、ある午後、息子の手を引いて矢上まで尋ねてくるのに断わる。急に来ても困るっていって撥ね退ける。姉はなんていう妹・・・とがっかりするものの伯母の案内で長崎水族館を回る。そして泊まって帰る。母はその頃、反抗心の塊でこころを開くことが出来なかったのでしょう。しかし今は黄泉の国で父と再会して、また、父から追いかけられているのかもしれない。両親が知り合ったのは、父が丸尾中学校勤務時ですが、キャロルが生まれた頃は淵中学。この淵神社を夜、通過するたび不思議なことですが、当時の父の気迫が蘇ってくる。やはり遺伝子鉱脈っていうのがあるのでしょうか。