もともとバイキングを最初に始めたのは?ホテルだったのでは?とそう思案する。一体誰がこんな・・・贅沢を・・・と。次女が旬家のハナシを突如する。飯盛からさらに走った場所にかつて行って、中々食が進まず、キャロルはじぶんだけ食っている姿にげんなり。あの頃娘は十五歳だったことを思うと今ならわかる。十三年も以前・・・。勉強の悩み、恋の悩みが山積していていたのだろう。西陵高校に入ったばかり。しかし、行ったことを覚えてくれていたことがキャロルは嬉しい。そのバイキングの中に何がメニューとして入ってた?それを覚えてくれてたらさらに嬉しいのだが娘は覚えて無くて違うことを。プーさんが住んでそうな場所だったと言う。最初は迷ったけどお母さんと行かなかった?そういえば・・・飯盛のその近辺でもう一度、別のバイキング店に足を延ばすが記憶が薄く思い出せない。確かに森の近くだった。森山という地名ではなかったか?幻ではないもののその店が今もあるのか?などが無性に気になる。人生の修復に掛かっているのかもしれない。キャロルの人生はこれでいいのか?あのとき、あそこで迷子になって、今があるのではないのか?などと。でわアメリカ幕の内お願いします。恋も食も もしかすれば?と 息を呑む 迷路も懐かし 幻のバイキング