キャロルがキャッチしなければ!と考えこころの中で優先するのが弟のケアで、こころの開閉のお手伝いです。えええ?とみんなが思うかもしれない、52歳の弟。それでも十分にシャイ。充分過ぎる彼の繊細な気持ちに姉として寄り添うことがどんなに大事なのか?二時間ほど時間があって、昨日の午前中にいろいろ今後のことを弟と話し合ったのです。どうしてこういう環境が弟に与えられていたのか?時代と時代の狭間に漂流し自立出来なかった姉弟と書きましたが、彼を丁寧に描くことで、時代の病巣がくっきりと映し出されるのではないのか?と。父の二回目の選挙〔弟が21歳の時〕ですが立候補したことが悔やまれるとそう弟は回想する、そして、その頃の慟哭を聞くにつれ、青年の憧憬っていうのは忽せに出来ないという心境に至った次第です。それ程、選挙が嫌だったとは。キャロルよりも千倍はシャイな弟が昨日キャロルが帰ったあとに相当のいじめに遭ったようで、こころが揺れて痛んだ。それはキャロルが席をはずした時で後からわかった、しかもシゲコや長女によるいじめ。人間って、きちんと生きたと自負する人々って時には、容赦ないんだなあと、これは今朝のサファイア・マンで記述しましょう。