俺の家庭生活教科書ガイドでは、今朝、妻に来ている郵便がいかに気になるのか??俺は不採用の通知だろうとは思いつつ、昨日、開封出来ずに、容子の帰りを待つ・・・。こうやって、郵送で履歴書返送がお決まりの姿だ。少し可哀想な気持ちにもなる。キャロルは採用もありかな?とこの一週間といわずその前から、イオンにお金を落とし続けたからだ。俺なら?そうさ、しばらくはこの店に行かない。しかし、キャロルは違うのだ。そういう小さな了見ではないのだ。落ちても、不採用になっても私はあのクウカンが好きなのよ!あのプレイスが大好きなのよ!!って。俺が行くな!と言えば、嘘をついて、はぐらかしてでも、やはり行くだろう・・・。しかし、金を落とす金額そのものは減る、そして新たなるプレイスをじき、見つけるだろう・・・。消費者というものは自由を駆使する遊牧民なのだ。