天国の姉達も、とりわけ、学年がひとつ上の姉・・・。じっと弟である父を病室で看ていることでしょう。病院での医師や看護士そして、介護の人々、レントゲン技師。みんなが夜間でもすぐさま集合しますし、この連携なんですよね。チームって、こういうのを指すんだなあって。日頃からの鍛錬だし、こころ強い。ひとつ上の姉、希子はいつか在りし日に一枚のプレゼントハガキ券と厚い雑誌をキャロルに手渡します。容子ちゃんの欲しいものをこのカタログから選んで、うちにはなんでもあるから、是非役立てて!と。キャロルはなんと米蔵を選んだのです。キャロルが眠れず、真横にあるその米蔵を見たら伯母の声がしました。大往生だから容子ちゃんこそしっかりするのよ!!って。脇田大佐もその様子に参ります。この米蔵を詠もう・・・と。では大佐喜一郎定食お願いします。どれだけの 米を研いでも ニッポン女子〔キャロルはニッポン女子、なぜなら両親ともニッポン人ですよ、米にはアメリカが掛かりどんなにアメリカに憧れてもという意味〕