パラノーマシゲコ・・・。本当にいい名前だ。この途中に・が欲しかったが、この・はキャロルに否決される。なんらかの貢献あった者のみにこの・は与えられていて、パラノーマシゲコの場合、優柔不断でモタモタ男であったことは否めない。白日のもとにさらして検証してこの優柔不断モタモタ男の重症も露呈したのだという。従うしかない。本当に、キャロルの言う通り、タマホームで建てていれば家もこうまで朽ちてない。安い上にアフターケアが行き届いているからだ。そして福岡市早良区・・・やはり子供たちの誰に訊いても福岡だろ??っていう回答は即返ってくる。福岡までなのだ。格安航空が飛んでいるのも・・・。しかし、大物だなあって思うのは、この回り道が佳かったって、妻キャロルが感謝している点なのだ。何もかも順調っていう方が人生逆に怖いのよ?ってね、本当なのだろうか?自分こそが、手堅く生きようとして、その銀行名すら消失しているではないのか??妻キャロルはこうまで金銭的に衰亡しているのに、私は勝つの!!って息巻いている。このカプセルサウナからの自宅への生還はごく偶然のものだった・・・。それこそ、7パーセントの・・・。二歳の娘がドアチェーンを開けたのだ。自分の指示はもちろんあったが、なぜ??こんなに小さな娘が・・・。彼女こそ、天才チェーン脳を持つのではないのか??と。無碍にスカパー締結を今、断れないのもこの時の恩が生きるからでもあった。