パラノーマシゲコは名前を今朝から変更しました。妻キャロルが初めて買ったブランドを思い出したからです。鶏のマークのマンシングくらいしかまだブランドは当時のニッポンにはなく、いいえ、あったにはあったのでしょうが、庶民には到達しておらず、お水の仕事で、初めてキャロルが自分の金で買ったのはなんとノーマ・カマリ。同級生が偶然勤めていたんですね、お互いに打ち解けて、キャロルは真紅の首巻きを、それは左右から互い違いに下から肩の後ろに巻き込むもので、丈も少しあって重宝しました。初めての冬はそれで過ごす・・・ナナさんが、私のラビットコートは、あゆみちゃんにあげるのよ!というもので中々買えずにいたんだ。パラノーマシゲコは自分の名前を改名したいほど、妻にぞっこんだった。涙もろい点が大好きだったのだ。泣いて泣いて、自分に訴えてくる。最初はなんと銀行にかかってきた。まだ単なる顧客のときに。コンタクトレンズのハードを落として、目が見えない、助けて!!というものだった。アイツ、嘘をついていたわけではなかったが、俺に電話をしてきて、三万円いますぐ必要だというから渡した。あのときから、俺は恋の夢遊病者というCDでありかつ、ATMだったのだ・・・。