ルビー・ウーマン《復讐の館編》〔66〕では九個めに入りましょう。慌てる乞食はもらいが少ないっての滋ちゃんは、堅持していて、キャロなんか、慌てる方。だから、えええ?ってなるんです。のんびり出来ないってか、貧乏暇なし!!っていうグループになるかなって。でも厳密にいえば、貧乏暇なしだよ?って言っている人々に限って、定職につき、悠々自適。昨日考えたんです。キャロは懐が暖かい、つまり、リッチなときには、フラフラしているけれど、寒くなったら?そうです?昨日は真面目に家に帰り、部屋の点検と掃除。荷物をまとめ佐川急便を待ちました。一分遅れて来たのでコールセンターに電話しましたが、意外なのは、あれ程忌み嫌う滋ちゃんの性癖がうつっています。滋ちゃんが街のクレーマーっていう線は間違いないでしょう。彼のそういう性癖も、キャロの物書き人生にはかなり役立っているし、その記録のひとつ、紹介しましょう。魚は本当は、六匹入っているのに、レジで、五匹ですね?といわれ、滋ちゃんは、飛んで帰ってきます。ややった~~~って。でもキャロは慣れないことに手を染めると、何かが起こる・・・ってずっと怖かったんです。すると、その前に魚屋さんで、別の商品を購入していたのですが、その一匹の値段が間違ってて、結局また、四匹分の払い戻しを受けに行く羽目に。夜にごみを出してから、金が足りないって言い出して、キャロがごみステーションまでいき、出したごみ袋の中のレシート回収。ちゃんと家計簿に付けた後、滋ちゃんはゴミ箱に捨てますからね。確かにあの魚はひとつ余分にゲット出来たけれど、他の魚で、大損をするところだった。慌てて、彼は深夜のエレナに走りました。そして、差額分を取り戻した奴の顔。それを見て、ただものではないの本当の語源がやっとこさ、わかったキャロでした。