ルビー・ウーマン《ジーニアース編》〔48〕戦争をきっかけにした、世の中がひっくり返ったことによる、戦災の一部?生まれたばかりのキャロはまず、この怖い母からの逃避を考え、父を避難所にする心積りを決めます。母は早期教育を睨み、スパルタ体制に今すぐにでも入る、炎の眼光をしていました。なんということでしょう・・・。まだ、ゆったりと、赤ちゃん気分でいたいのに?でも母の決心は透け透けでした。キャロには人のこころが丸見え状態だったのです。もちろん、神のこころも・・・。神様に問いかけます。父は、温厚なようですが、この方を、まるで、雨宿りでもするように傘にしますが、それでいいですよね?神はすかさず歓喜します。傘は何本もありますよ?気になさらずに。キャロはその言葉で、余計心配になります。母の言葉の雨嵐は、傘が何本あっても、足りないほどの猛威なんだ・・・と。