ルビー・ウーマン《ジーニアース編》〔38〕でもまだ、キャロはこころのどこかで、産まれなくてもいいかも>?っていう甘い算段をもくろみ、子宮にいたのも事実だった。大きなうねりが来て、子宮口まで、行きはするものの、すぐまた、戻されて、あの練習に参加しなかったという自分の怠慢も悔やまれましたが、眠るように、子宮で消えるという、もうひとつの、楽バージョンも捨て難い道だったのです。あなたのお母さんはこころに、傷がありますよ?大変ですよ、しかし、あなたは、それを、交すだけのパワーを元々、与えてありますから・・・って言われて、誰が嬉しいでしょう?もうひとつ、安心出来る、言葉かけは、必要だったのです。忘れてました・・・あなたのお父さんになる方、神と同位の優しいこころの持ち主・・・。キャロはどういう優しさだ?と問いかけます。全身全霊を賭けて、あなたを守りうる、そういう人物を付けてある、こういった大器は、滅多にいないのだと・・・。