ルビー・ウーマン《ジーニアース編》〔18〕カリスマ・・・って聞いて、実際、この言葉について、なんにも知らない自分がいたのに、また、驚かされます。影響力のある、存在感のあるリーダー?自分の中で弟にはもう質問しないで、回答を待ちます。六歳も下の彼にばかり、頼っていては、姉の存在感そのものが、問われるからです。彼が、姉ちゃん、でかしたぞ!!ってなるには、どういうカリスマやねん?・・・それで、話を徒競走に戻したんです。わからないものに、終始しないってのが、キャロの特長。ねえ、50メートル、中学の時、何秒やった?って。六秒台だよ、俺は、短距離を東高でも極めたくて、陸上部にもしばらく在籍したんだ。ふ~ん・・・いいなあって、キャロは自分が偏平足っていう難病を抱えていることを、話しました。すると、俺も偏平足だよ!!馬鹿だね、偏平足の方が、足は、速いんだよ!!って。頭から、水を被って、ぶっかけ人間状態になりました。弟が偏平足??それを、知らない姉??なんという弟不幸な人間かい?って自分がとことん嫌になるんですね~