でわ!キャロが最も影響を受けた、三好達治先生のアンフォンス・フィニを題材にした一首ね~これは、世の中には、言葉が溢れていて、そこから、どれを選んでいいのか?迷うときには、まず、中身ちゃんと詰まっているか?キャロ自分の足でペチャンコになるまで、その言葉の入っている箱を踏むんだ。そして、たいらになった、その上を歩いてみるんだよ~するとわかるんだ。空っぽは空っぽなりに、思惑や細工があったこと。でも時代の潮流をどれもつかんでいないから、一世を風靡することが、不可能なんだ。時代の寵児がなぜ、生まれるのか?それは、大衆が熱狂したときのみ!それを、すっかり、忘れてしまったんだね。メディアが紹介しても中々、寵児が生まれない、やはり、大衆の目こそが、正確で、整合性に則るものだとキャロは分析する。この一首を読んだら、否が応でも、達治の世界に引き込まれる。もしそれがないとするなら、君は生きているには生きているけど、操り人形ってこと・・・。でわ達治の詩に驚嘆の評価を下すキャロ元帥の魅惑の一首お願いしま~す。世に溢る 言葉の空箱 平らにして 今、読み返す アンフォンス・フィニ