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みんなが、一番嬉しいのは？主婦なら、このおかず、美味いって言われたとき？そして子供が一番とったとき！！駆けっこでも、絵画でも、読書感想文でもね、選出されるって、嬉しいよね？キャロ、夏休みの絵日記でいつも、選ばれていたんだ。小学校四年生までは・・・。読書感想文でも、ずっと、貼られてた。みんなが、通る階段の壁とかね。牧野富太郎なんて、キャロの題材よ～でも、キャロがもう、こいつらには勝てないってのが、両方現れてねえ。絵日記の方がね、蝉を、21匹、標本にして、びし～っと、箱に入れて、日記付きで、持ってきたんだ。怖いよ～その頃、そういう注射も売られてて、ピンセットで、きちんと貼り付けてきたんだよ。キャロは負けたね～それと、絵画の上手い、宮崎君、忘れもしないさ！キャロも36本のパラソルを基調に、絵を水彩画で描いたんだ。宮崎君の絵には、大人になる哀しみが込められていて、キャロにはすぐに、わかったんだ。あんなに感性の鋭い子供はいなかった。キャロにとって、二人の出現は鮮やか過ぎてね～それもそのはず。キャロの文章には、こころがちっとも伴ってなかったんだ。でも？今は堂々としたもんさ～でわキャロ元帥による、見せ掛けの幸運との別れ方の一首をお願いしま～す。わが元を　逃げし幸運　転がりて　滅びに逝かむ　春の奈落へ