ひとりの人間を、生きている人間を、死んでいることにする・・・。これって、メディアなら、出来るんだ。ずっと、シカトして、表に出なくすればいいんだからね。本当に、こういう神隠しみたいなコト、実際に、日本で、起こったってことだから、キャロ自体は怖い。でも抓〔つね〕ってみるけど痛いから、キャロやっぱり生きているんだね。その生きていることで、証明が出来たってことが、良かったよ。もしも、確かに、原稿は、何千枚あったとしても、肝心のキャロが死亡していたら、日本の浮上は無理を極めたし、最初から、土壌もなかったと思うんだ。こころの全くない、偏差値だけが上等の、人間達が、キャロを生き埋めにしたんだねえ。でも大脱走のスティーブ・マックイーンさんみたいに、掘って掘って、やっとこさ、脱走したんだよ~宿七さんも、西部劇とこの映画だけは、見たいらしくって、もう一度、見たい映画のナンバー2に挙げてたっけ。こういう閉塞型のおぞましかった日本だけど、もうキャロは、過去のことって、割り切ることが出来るんだ。しかし、検証は大事なんだよ、第二、第三の存在の抹殺事件がないとは、誰にも言い切れない。自分が脱走出来たから、ほんじゃ、バイビーってな、軽キャラのキャロではないんだね・・・。