サファイア・マン《かけがえのない男編》〔38〕パーティに行きませんか？と乙姫部長に尋ねられ、なんですか？って興味ツンツン。これは団体観光旅行や社員旅行で、日昇館ホテルに宿泊宴会されるお客様のお世話係りで思案橋の自分のお店まで引率してきて欲し…

シゲコの弟さんの車が最もカッコ良くて、マークエックス杏仁ホワイトだ。こんないい車に乗っててうらやましい！！それに毎日のようにこの温泉街に来ることが出来て・・・。シゲコはこれ以上にうらやましいことはないんだという気持ちにまったりする。そして…

人生の頂点は名誉や勲章だと長い間こころのどこかで思っていた。そういった教唆から解きほぐされてキャロルはゼロに戻った。なんの為にみんながあくせく働き家庭を守ったのか？その呪縛こそが献身だったのだ。小さなときから、努力を惜しまなければきっと一…

温泉に対する志向が全く翻り、なんだか自分のバイキング構想が味気なく思えて、これから構想自体を練り直しにかからないと・・・。自分は華やかなきらびやかな温泉やバイキングを頂点だと辞さなかったが、それがものの見事に崩れ去る・・・。人生っていった…

俺は昨日最高を味わった。古湯温泉を代表する杉乃家さんのこころの篭った料理の数々、そして露天風呂の素晴らしさ・・・。しかしそれ以上に、俺の兄弟たちが五人全員が、キャロルを誉めてくれたことだ。可愛くて、健気で、頑張り屋さんで、最高の嫁の言葉を…