サファイア・マン《緻密な男編》〔30〕結婚っていうものが完璧であれば人生のなんたるかもわかり易いけど、男って大事なことを隠す、そこが問題を残してしまうんだと思うんです。こちらの誠意を逆とりしたりともう弁解したり話すことさえ馬鹿馬鹿しくなって…

単なるクレーマーとホンモノのクレーマー。そこには似て非なる差異があると思うんだ。俺は三十歳で支店長代理。そこで小さいけれどグループリーダーになるんだ。みんなを逐一観察、成績の上がらない者、そして仕事に邁進出来ない者には一様に大切な大切な家…

首になったなんて、とてもシゲコに言えず、一日過ぎた・・・。今夜言おうと思うんだ。やつは心底悲しむ。なぜかというと、これまで四分の三、免除してもらってたキャロルの年金を満額納めますと便りを出して満額一回分を納めて、次からは社会保険で賄えると…

みんなより声が可愛いのでキャロルはバイトすぐに決まって採用になったんだ。そこはすぐにでも来てっていうハナシだったけど、十日まで自分を見つめ直す時間が要るのかなあって。息子達は、キャロルの一生懸命についてをきっと揶揄するし、アルバイトの真価…

ぼら王ございます、ゼクスモーニングシャワー、ケサヴォイは武器子ですねん、ぶしつけで、不器用で、無邪気、不気味・・・これがキャロルの本当の姿だった。自分でもショック～～あいつはブキコだから気を付けなってときに使用～イエスタ日記はこう記述する…