ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔229〕夕刻の空がさらに黒味を帯びて行こうとする時に、まだ遊びたくて、夜になるのを止めて欲しい!!ってそう願った友達との遊びへの執着心。みんなが家に帰りたがってもまだ、みんなと一緒にいたい!!とそう願ったのも、決して家が退屈だったからではなく、集団での行動と、いかに見切りを付けるべくかをどこかで学んでいた感じする。僕も同じです。いつも仲のいい友達と一緒でありたかった。しかしいつもかつも一緒にはいられない。なんて言ったらいいのかなあ。宿命的な家族的境遇があった。幸せは何を持って計られるのか、そこを突き詰めたい気持ちも同時にあったけれど、結局、自分の人生の決定キーを握るのは自分。でもね、そうとばかりは言えない様相もままある。それは?出会いにもいろんな究極観念が存在するということ、私、体裁のいい上品な感想ばかりをローカルガイドとしてしたためていたんだけど、カビごんという人の文章に魅せられた。それはどんな?カットの店のことについて、感想述べているんだけど、脳天直撃を食らったような振動を禁じえなかった。乱暴だったんですね?ええ、言い方は乱暴に聞こえるけれど、これが本当のガイドの仕事かも?って。こうあったの。くそだせえ、頭にされたわって。面白いじゃないですか?ね!?ずば抜けているでしょう?!