イエローダイヤ・マン《標榜編》〔564〕僕はトラウトの為に、球団が声明を発表したこの全文を読んで感動した。マイク・トラウトがなぜ、超有名選手であるにも関わらず、いまいち認識が低いかをしたためたコラムを読んでいただけにこの際だ!!といい機会を球団が捉えたな!!と嬉しかった。こういう神童タイプの選手のことにあれこれいちゃもんを付けること自体が、日本は御法度で、そこが幾ら自由の国、アメリカであろうとも認可されないどころか、この人物の人間性を問われるものだけに発言には慎重が望まれる処だったろう。天下のトラウトがくすぶり続けるのは、優勝を経験したことがないからだ!!とそう決め付けるのは僕は逆だとそう解説する。優勝を経験していないからこそ、トラウトが輝くのだ。そして大谷が随分と不在だったこともそれに関与する。ずっとチームでプレイすることの難しさを、大谷自体が体現したことで、尚更、トラウトの凄さが炙り出された。今季は確かに優勝へは絡めないかもしれない。しかしそれが何だ??と僕が他の多くの弱小チームの踏ん張りを例に採って、まだまだチャンスが残されていることを浮き彫りにしたい!!レッズやフィリーズの踏ん張りに何を得るのだろう。ピッツバーグやアスレチックの追い上げに観客は選手の汗のシャワーを感じずにはいられない。勝つことだけが試合ではないのだ。