イエローダイヤ・マン《標榜編》〔519〕最後まで観戦出来なかった今日のオリオールズエンゼルス戦だったが、逆転で勝利したことを後から友人に聞く。安心が体に充満して、今さっきまでの緊張が見事に解けていくのが見て取れて、僕はカブスももちろん大好きだけれど、エンゼルスにとても好感を持っている自分に気がつく。去年までは見向きもしなかった球団だった。それなのにここまで突っ込んだ見方をして、チームの将来性をキーで叩くまでに成長したのも大谷翔平が入団したからだろう。今日はせっかく二塁打を打ったのに、それが点に絡まず残念だったが、チームが勝利したのだ!!先発投手の勝ち星は逃げてしまったが、チームの勝利を僕がこのように優先するようになったことも意外な結末で、しかも今日は不思議な光景に目をこすった。こ、こんなことが実際にあるのか??って。なんとシモンズが長打を打ってあれよあれよという間に一人でホームへ駆け込み先制点をもぎ取ったのだ。シモンズには何かが憑いている。そこを思わない人間なら非常に鈍感な人に違いない。