イエローダイヤ・マン《標榜編》〔517〕僕はダルの二塁打に感動してまだ、ハートががくがくしていて、勝利投手は逃したけれど、今日の投球こそは歴史に残る快挙だと、終わった後の掲示板を素早くメモする。シーシェクがあんなことにならなければ?と思いもするが、シーシェクは審判との相性がすこぶる悪くて、マッドン監督もほとほと参った表情でしかし、チームは勝利したのだ!!僕はそこを強調したいのだ。ダルが二塁までしっかり手を伸ばし、行き過ぎをみずからの理性で戻して、二塁に到達したあの姿。ダルビッシュ有のこのひたむきさに僕はWが今日挙がったカブスに勝利の方程式を見た思いがして興奮するのだった。しかもおさえのクローザーにモローが出て来て立派に閉めてくれたのだ!!このモローこそがダルが短期間だけれど一緒にドジャーズでプレイをした朋友で、僕はこの方程式にはRストラップ投手が強く関与していることをここで明示しておきたい!!もちろんダルの勝利投手はこのリリーフに回ってしまったがのだが、僕はそれを惜しいなどとは思わない。今日の構図に、しかしシーシェクは入ってはならなかった。パドレスの牧田より確かに速い球だが、コントロールに於いて彼はまだまだ未熟で、素人の僕が指摘する位だから監督も気が付いたことだろう。