ちょうど俺の性格の優柔不断さを次女が引き継ぎ、そこは可哀そうだなあって中々次女に面と向かって激昂出来ないのもそういう女性らしさにも通じる優柔不断をいつも内奥に秘めているからで、あいつの豪放ライラク振りとは次女は打って替わって慎ましやかである。いつも苛められてきたというのも解る。なぜなら身長が低くて大柄な女性がどんどん言いかまして来たとしても、一回足りとも言い返すことなど出来なかっただろう。俺も小さい体で随分と損をした。上背があれば結婚など屁のカッパでいい女性と結ばれただろうし、実際に女子行員と長い付き合いもあったのだ。しかし結婚までは行かなかった。ある日突然相手がケツを捲ったのだ。お付き合いは無かったことにこっちはするしかなかった。その後彼女は刑事と結ばれた。俺は短期間だったがその刑事を呪う。くやしさも時間が経過し赴任地も変わることで俺は忘れることが出来た。行員の彼女が専業主婦になったか、それとも後でバンカーに復帰したかそこまでは知らない。しかし彼女は見極めが速かった。決心すれば女の速さに男は勝てない。デルスカイしておこう。真の実力とは速さだ!!In fact,we have a case having most difficult it in the life even if I think that it is child's play