総帥は純粋な気持ちになって次女の心を閲覧する。ここまで不当な制裁を受けて来た彼女が新天地を求める気持ち。どこぞ違う環境でやり直したい気持ち。そこに真正面から取り組む姿勢でいながら、稼ぐことに全く無縁の自分の立ち位置にハッとして足がすくむ。ここまで物事が進展し到達しながら、まだ、娘のコントローラーを握っていない己の弱さに愕然とする。薩摩の女は強かったのにと。親より以上に子供を置かなかった。いつも親が上!!しかし現代はどうだろう。子育ては自分に任せて次女が働けばいいのでは??しかしこのクエスチョンマークが同時に消える。なぜなら三年半もの間二人の子供を奪われていたという事実。これがあるから何も次女に言えなくなってしまう......ほなあアメリカン幕の内、お願いします。世間とは いかなる娑婆かを 知りもせず 仕事を言うなど もっての他かな☆本当の苦しみをまだ味わってはいない母と娘、なぜなら島津斉彬は五人の子供を亡くしても藩の為に奔走した.....☆