イエローダイヤ・マン《標榜編》〔493〕俺がどんなにあがいても芸人になれないように、ひとそれぞれ、道というものが存在するのでは?と三十代も中頃に差し掛かって来るという時、俺は本当にやりたかった事に毎日時間を使っている?って俺なりに検証する。まだ、やりたい分野は手付かずで残っていてここを極めることは困難を極めているようで、俺のやる気が随分関与してくる問題だと決着する。俺はワンブログを終えると大抵ビールを飲んでビデオを観ている。そういうていたらくの生活なのだ。これをやり終えて、何かに必死で励んでいるという姿が見えれば自分を認められるのだが、人間のリズムがそうさせるのかなあ?って当初は思いもしたが俺は水泳に行って気が付いた。もっとやりたいことが別にあって、それが企業立ち上げであることがわかってしまう。ユニクロに例えば行って、こっちは三千円を支払い、五つの商品を貰えたらなあ?って。そういう企画も面白いな♪って。もちろんそれらは一ヶ月後店に返しに来る。俺が欲しいのは黄色のソックスと白い皺の出来ないシャツと一年適合パンツと室内スリッパとパーカーだ。俺がそういう企画を考え出したのも、ユニクロにお引き取りというシステムが既に存在しているからだった。