イエローダイヤ・マン《標榜編》〔491〕平均台の上でどれくらいの時間を過ごせるかを競った、今週のダウンタウンの水ダウは圧巻でこれまでで一番良かった。庄司が一位になる!!とそう決め込んでいた俺の予想は裏切られるが、こういう設定で、もしも内村ならどういうポーズで堪え凌ぐ?って俺なりに想像した。これはいわば体操選手にとっては商売道具にもなるから答えは健在だろうし、平均台の上で時間を過ごして下さい!!などと言うことが失礼にも値していて俺は発想を中断したのだが、これは実生活に於けるお金のない人々に共通しているプリズムな事を、にわかに発見する。例えば、ちゃんとトイレがあるのに中々行けない。行こうともしない。水洗代を考えるからだ。ちゃんとエアコンがあるのに付けない、電気代を考えるからだ。西暦2000年の後半に突入という時に俺達は無い頭を回して考えないと恐らく失墜する。経済力を誇って悠々と生活する為には今から蓄えることを日本経済は不可欠としているのだ。西暦1885年、日本では出光佐三が生まれそのちょうど百年後、俺は生まれた。百年経過くらいだから差は無いと言いたい処だが、俺と佐三との間には天と地の開きがある。そこに気が付けただけでも朗報である。