イエローダイヤ・マン《標榜編》〔432〕俺は枝野氏だけはエダノンで呼びたい。なんか親しみが持てるし、弁護士という肩書を決して感じさせない風貌は男らしい。彼のウィキペディアを読んで実は感動した。もしも東北大学に合格したら弁護士になろう、もしも早稲田大学に合格したらジャーナリストになろう、こういう物の取りきめ方が次世代に生きる俺達の参考になる。この分け方のシンプルさ。つまりもしも早稲田大学に合格していたら彼はキャスターになっていた。しかしやはり彼のような駿英は誘われて政界入りを果たしただろう。司法試験に二十四歳で合格、そのきらびやかな経歴もだが、俺達の心をひとつに纏める求心力の時計を持っているのでは?と。エダノンタイムだ。どんなに頭が良くても機転を読めなければ凡夫にも負ける。このシナリオでいけば、たとえメンタル面に弱さを持っている人間でも、仮にもトップに踊り出ても全然おかしくない立ち位置こそがコアにあると思う。コアがどの時計で動いているのか?アメリカ時間か?それともヨーロッパ時間?南米時間?俺は正々堂々とこう言いたい。日本時間を起用されるような素晴らしい時代は訪れるに違いなく、その時に、コアウォッチと称される時計を俺自身が持ちたいと...。